春を感じる余裕もなく桜が散った4月。
私に残されたのは大量の「宛先不明」の手紙と、数件の「事故処理」。
自分がしっかりしなきゃいけないなぁと思いつつも、何にせよ知識が浅い、且つはじめての処理だらけで限界を見る。
1人の仕事ではないことを分かりながらも、周りの進捗状況を見ては大丈夫だろうかと心配になる。最近気がついたことは、自分はしたがりな性格で、決めたがりな性格であるということ。
これではいけないと思い、ある意味義務感に囚われた気持ちを放流することにした。
段々と、したがりで決めたがりな性格が、「しなくてはならない」「決めなくてはならない」に変異してくるのだ。
これはあなたが決めなくても良い、という一言にどれだけ救われるか、最近身をもって体感している。
一方で、主体性を失うと自分には何も残らないということも理解している。私の悪いところであるが、身をもって何かを体験しないと身につかない。物事を理解した先には、かなり強い自分が居るのだが、そうなるまでには時間が掛かる。
最近は「なんで私ばっかり」に思想が変わりつつある(実際にそうなのだ)が、それを人にうまく任せることも大切だと思う今日のこの頃。
一歩ずつ成長していって、頼めることは頼んで、教えられることは上手く教えて、教わるときはお願いして、素直に生きていけたら楽に生きられる気がした。
そんな春でした。(to be continued)