最近毎日23時くらいから、お茶をする時間を設け始めた。自分のホッとする時間。
いつもの自分に戻れる習慣。
昨日は退職者を祝う会有志の飲み会があった。
配属されてからほとんど話したことのない人たちと飲み会に行ったけど、色々楽しい会話もありながら、発見もあった。
勤続32年の方、最後の1年半は長かったと言っていた。ゴールが見えて刻み始まる・職場の引っ越しなど色々な要因があったらしい。
みんな口を揃えて言う「あっという間」
私の残る働くであろう人生は、今まで生きてきた人生をひっくるめても足りない時間。
それが、あっという間になる時が来るのかな?
去年、前の部署で一緒だった部長に退職される日に挨拶をしに行った時のこと、
「色々あると思うけど、38年間勤め上げて下さい」というお言葉を頂いた。とても、柔らかな方であり、とても素敵な方だったので、言葉がずしっときた。やっぱり、責任ある立場で人を率いていた方は凄いなあと心から思える方だった。部長から頂いた言葉はわたしの宝物。
こうして、退職される方に接する度に思うことは、
何十年と継続して勤められた方々の門出を心から祝福できる人でありたいということ。
仕事をしていたら、わからないことが沢山あるから「まだいて欲しい」と思う気持ちはあるけれど、それは単なる搾取であり、あまりにも利己的な考えだと思う。しっかりと門出を祝い、お疲れ様でした、と笑顔で次のステップに送り出せるような人でありたいものだし、未来の自分もそうでありたい。
この前のエッセイで印象に残ったことを。
仕事と育児両方忙しかった頃、子供の参観日の日に会議が入ってしまった。子供はとても参観日を楽しみにしていたのに、母親は会議を選んだ。
数十年たった今でも「あの時来てくれなかったよね」と子供は言う。
一方で、「あの時会議にきてくれて本当助かったよ」とは、誰も言ってくれない。
(ワカメちゃんがパリに住み続ける理由より)
これが結局のところ本質。
本質を誤ってはならないんだろうな。
すごく難しい。
プレミアムも良かった。