メンテナンス

 

持っていたお財布のボタンが取れた。

前からグラグラしてるなあと思ってたけど、取れてしまったものは仕方ない。

パーツを持ってLVへ。クチコミによると無料だとか。行ってみると、パーツを持ってようが、持ってまいが7000円+税( ◠‿◠ )涙

 

高校の入学祝いに買ってもらったお財布。

あれから11年が経とうとしている。当時の私は、値段も物の価値も分からなかったけど、なんとなく買ってもらったお財布。ママの仰せの通りに買ってもらったのよね。何を買えばいいか分からなかったから。物欲もなければ、何も知らない年頃。田舎娘だったからね。それはいまもか。

とはいえ、買ったものの恥ずかしくて持てなかったんだよね。財布を出すたびに「良いの持ってるね」「●●のブランド!」って言われるのがものすごく嫌だった。素敵だね、とか嬉しい言葉を投げかけてくれると嬉しかったんだけど、ほとんどの人はそうではない。「高いやつ」「ブランド」という観点でしか見ないから「ブランド好きのやつ」と思われてる気がしてものすごく嫌だったのかも。かという私も、「どこが良いのか」も最近になるまで全く分かってなかったんだけどね。

段々年相応になってきて最近毎日持つにつれ、良さに気がつく。それは、11年経っても流行関係なく使えるしなかなか傷まない。傷んだとしても、高い安いはあるけど修理をしてもらえる。大切な思い出の品がずっと使い続けられるのだ。それに、その買った時の気持ちをいつでも思い出せる。それだけで十分な気がする。

でも、今私が思うのは高校生の私なんかに立派なお財布を買ってくれた父と母に感謝。価値をわからない15の私に、価値を学ばせてくれた原点。

初心を忘れないように大切にしなきゃ。お修理いってらっしゃい!